損切りをできろ

損切りというのは株などの経済用語です。例えば1万円で買った株が1万千円になり売れば千円の儲けになるわけですが、その株が振るわず9千円になったとします。そこでその株が値上がりする見込みがなければ9千円で売り千円の損ですが逆にいうと損が千円で済んだことになります。ここで売らなければもっと安くなって損が大きくなったかもしれません。このように損が出てるけどさらなる損を防ぐことを損切りと言います。ご存知の方も多いと思います。

この損切りという行動、株だけでなくたくさんのことに通じます。

例えば勉強。ある問題集を買ったとしますがその問題集を半分やった時点で、その問題集が簡単であまり力にならないということに気づきます。そこでせっかく半分やったし最後までやろうとするとそれは勿体ないです。もう意味が無いと思った時点で次の問題集を始めて無駄な時間を過ごすのをやめましょう。お金は返ってきますが時間は戻ってきません。

次は恋愛の例にいきましょう。1年間付き合った彼氏がDVをしてくる。そのうちやめてくれるだろうと貴方は思いますが結局DVは無くならず貴方は傷つくのです。1年付き合ったからとか考えるのは辞めて、その場で別れることで次のスタートを切れます。

まだまだ損切りをすべき例、たとえばバイトや部活なども例に挙げたいですがそろそろまとめに入ります。

今まで時間をかけてやってきたから、お金をかけてきたから今更辞めれない。この行為はそれこそ勿体無いです。確かに継続してたことを辞めるのはとても勇気が必要ですが、続けることによって失うことの方が大きいということに気付いてください。損切りしてください。それによって今まで縛られていたものから解放され気持ちが楽になるのが実感できるはずです。そして損切りして良かったと必ずわかるはずです。

無駄なことを切って新しいスタートをきろう！

肩書きは信用度を変える

今回の記事はタイトルからだいたい想像がつくでしょう。

みなさんも肩書きに助けられたり逆に肩書きが足りずに悔しい思いをした方もいらっしゃると思います。

僕が得したことを述べるとやはり医学部ということで信用度が増したことがありました。本当は肩書きなんかじゃなくて僕という人間を信用してほしいんですけどね。例えば塾講師のバイト。僕は大学1年生の時に高校受験を控えた中学3年生を担当することになりました。しかし、そんな塾講師を始めて間もない僕をその生徒の母親は拒絶しました。大事な受験生の娘をそんなひよっこ講師に任せたくないとのこと。しかし、ぼくの出身高校や医学部在学であることを塾長がその母親に説明すると態度は一変しました。"是非娘にご指導よろしくお願いします"と言われました。

ここまで掌を返されるなんて。

他のバイトの話ですがイベントスタッフで残り1人の枠に僕ともう1人が同時にエントリーすることになったのですが彼は肩書きは平凡な学生でした。そこで私は医学部生ということもあり当日に飛ぶ可能性が少ないと判断され僕が採用されたのです。

もう一つだけ例を挙げます。僕が医学部だからという理由で地元友達の飲み会幹事を任せられる事も何回かありました。ただの押し付けだったんでしょうけど僕がやれば会がちゃんと行われるだろうとみんなの賛同があったからです。

塾講師にせよ高学歴が教え方がうまいとは限らないし（まあでも高学歴が教え方がうまいという相関くらいはあるのかな）、医学部でも当日バイトぶちるやつも沢山いるし、医学部やからって仕切るのが上手いとは限らない。なのに私は医学部というだけでこんな感じで勝手に信用されたことがありました。なるほどなあ、世の中そういうもんなんだなあ。

確かに、僕自身も人の肩書きで判断することもありました。一流ホテルで修行を積んだシェフが作る料理、東大生が教える勉強方法など。でもこれは東大生は勉強のプロだし、シェフも料理のプロなわけでその専門分野において信用されるのは当然です。でも、僕は医学生ってだけでバイトはブチらないとか、飲み会幹事に適任だとかいう謎の信頼が生まれたことがあったのです。

ここからは僕の考察ですが、医学生というのは苦しい勉強に耐えぬいてきたという理由で信頼度が高いのかもしれません。ちなみにこの理論でいくとスポーツ選手やプロ棋士なども、苦しい中とてつもない努力を長年培ってきた人が多いはず。だからこういう人たちも信用されるはず。

ただし完全に一般化するわけではないので注意したください。この理論でいくと東大生は全員信用できるとか、アメフト部は全員仕事ができるとかになってしまいます。そういわけではないけど実際の世間の目はそんな感じで人の肩書きを見ています。

肩書きで相手に威圧をかけるようなことは良くない。

しかし見ず知らずの人に信用されたかったら何か一つ良い肩書きを持ってみてはいかがでしょうか。

筋トレをしよう2

前回の筋トレをしよう1では本当はまだまだ語り足りてないですが筋トレの魅力について書きました。それでもまだ筋トレの魅力がわからない人にはこの画像を送ります。この方はめちゃめちゃ筋トレやってるモデルさんです。さすがに女性の方でも筋トレしたくなりますよね

じゃあ筋トレを始めるにはどうしたらいいか。

学生さんは学校にジムがあれば気軽にジムで筋トレを行えますよね。ちなみに学校にジムがない人や社会人の方はジムに通うしかないと思ってませんか。

そうでもないです！

筋トレを始めるのは驚くほど簡単です。

初心者や女性の方は自重トレーニングでいいと思います。自重トレーニングというのはいわゆる機材を使うのではなくその場でトレーニングをしたり自分の体重で負荷をかけたりするトレーニングです。誰もが知ってる具体的なトレーニングでいうと腹筋運動、背筋運動、腕立て伏せなどです。ただ自重運動は負荷が小さいので先程も言った通り女性や初心者むけです。

その次の段階に行きたければやはり機材を使うしかないです。そこでジムに行けというわけではありません。ジムが近くにない、時間や金銭的に厳しい方もいらっしゃるでしょう。そういう方は機材を買えばいいのです。機材はホームセンターやスーパーに普通にそれなりに安く売ってます。なければネットで買えば良いです。

具体的にいうと10kgまでの重量可変ダンベルが安ければ2000円くらいで購入できたり、懸垂バーも2000円程度、プッシュアップバーや腹筋ローラーなども1000円程度で購入できます。これらのアイテムはほとんど場所もとりません。流石に重量級のバーベルは場所もお金もしっかり取られてしまうのでガチ勢だけにしましょう。

ジムに行けない人はこれらを買うだけで充分に効果を上げれます。初期投資も1万円以内で永久に使えたら安いものでしょ。ジムを利用する人も雨の日や気持ち的に行くのがおっくうな日も家で気軽にできるはずです。

家トレをこの文中では推してますがもちろんジムでの方がトレーニングする仲間がいたり設備が充実しているのは間違いないです。筋トレを気軽に始めてほしいという意図で記事書いてるので中級者上級者の人はゴリゴリジムに行ってください。

最後に先程書いたアイテムについてさらっと書いて終わります。

まずダンベル。これはみなさんご存知でしょう。上腕二頭筋を鍛えるやつですね。可変ダンベルは重さを変えれるのでレベルや調子に応じて出来るのが魅力です。

懸垂バー。ドアジムやどこでもマッチョなど様々な型がありますが、要する壁やドアにぶら下がって懸垂ができるというものです。初心者や女性はぶら下がるだけでもいいと思います。懸垂は人間の体でも大きな筋肉である広背筋を鍛えることができます。大きな筋肉を鍛えると代謝upにつながるのでおススメです。

プッシュアップバー。腕立て伏せのことをプッシュアップと言いますがこのプッシュアップバーを使えば負荷が上がり胸筋や上腕三頭筋を効率的に鍛えられます。胸筋は広背筋同様にBIG3の1つなので胸筋を鍛えることはとても大切です。女性はバストアップにもつながります。

そして最後に腹筋ローラー。これはとあるyoutuberさんが激推ししてるアイテムの一つですが本当に効果絶大です。ローラーを、コロコロして腹筋を鍛えるというものです。今から夏まで頑張れば確実に腹筋割れるはずです。make summer bodyをしたい人はぜひ！

今回はこんなかんじで。

いつか筋トレについてまたなんか書きます。

では

筋トレをしよう1

筋トレをしよう。実は皆さんが思うよりずっとハードルは低い。日本全体で筋トレが流行ってるのだからハードルの低さを物語っている。それはtestosterone社長が特にインフルエンサーになっているからかもしれない。僕は少なくとも大きく影響を受けた。ぜひ彼の本を読んでみて欲しい。

今回は私が考える筋トレのメリットを示したいと思う。次回に筋トレの始め方について書く。ではいこう。

①痩せる。

脂肪燃焼に非常に効果がある。確かに消費カロリー自体はそこまで大きくないかもしれないが筋トレする事により代謝が良くなり脂肪を燃やす。また脂肪を燃やす成長ホルモンやアドレナリンなどのホルモンバランスも整えられる。つまり筋肉を増やすのもそうだがその筋トレという行為自体に意味がある。

②体調や体質が良くなる。

上でも述べたがホルモンバランスが整えられて体調が良くなる。免疫力もつく。体が丈夫になる。そして脂肪を燃やし筋肉がつくのでスタイルが良くなるのは当然のこと。

③自信がつく。

筋トレをして成長してる自分を感じることができる。これがどんどん励みになり自信になる。スポーツと同じ、上達を感じることができるのでそれが楽しい。また、自信がある人は魅力あるように見える。自信があれば笑顔も増える。剣道などでも防具をだらっとつけるよりピタッとつけている人の方が強そうに見える。なよなよしているより自信がある人の方が実力以上に上乗せされて見える。僕の好きな漫画で"美人の隣は美人に告白した人のみ座ることができる"というフレーズがある。自信を持って相手の目を見て告白をすれば良いということだ。なんなら自信が無いよりうぬぼれてるくらいの方が良いと思う。

④信用が増す。

筋トレを継続する事により①〜③のことが達成できる。筋トレは楽なことでは無い。筋トレをして立派な体やポジションを得られるが、これは苦しいことを継続できた証だ。信用されないわけがない。

他にも山ほど筋トレのメリットがあるがあれこれ考える前に筋トレをして欲しい。次回は筋トレを始めるためのステップについて書く。

昔初めて行った合コンについて

さあ、気楽に読んでください。

僕は大学一年生か二年生の時に初めて合コンに行く機会を得ました。緊張というよりやる気に満ち溢れていました。僕は普段自分で言うのもなんですが三枚目のキャラなのでウケを狙って目立ちたいとか、もしくは今回は知的な所を見せてアピールしたいと思ってました。そしていざ本番へ。

当たり障りのない自己紹介や普段の生活などについてお互い話しています。そして医学部についての話題になりました。そしてここぞとばかりに当時習いたての解剖の知識をひけらかしてしまったのです。

この写真わかりますか？中指だけ前に倒して右手と左手を合わせます。この時に小指だけ、人差し指だけを動かす事は出来ますが薬指だけを動かす事は出来ません。薬指を動かしたければ隣接する指も同時に動かさないといけないのです。これは腱間結合という構造によるものです。この腱間結合についての話は今回は省きますが当時は声高らかにこれについて語っていました。合コンでね！

はい、女の子の反応は言うまでもありません。誰も興味なさげでした。もしかしたら僕が絶世のイケメンなら肉納豆くんすごーい！とか言われたのかな。誰も反応無しで本当に恥ずかしくて木があったら登りたい気分でした。

みなさん、自分が持ってる知識をひけらかそうとしたり、身の丈を超えた事に挑戦したり、無理してウケを狙ったりするのは後から痛い目にあいます。

これを読んでくださった方が同じ失敗にあわないことを祈ります。

肉は塩派

お久しぶりです。

いきなりステーキのフェアにはみなさん行かれましたか？僕は足を運ぶ機会がありとても満足しました。ニューヨークでは少し苦戦中みたいですが頑張って欲しいですね。

肉は塩派。これについて話します。みなさん日常生活で調味料は欠かせないはずですし、好みもあると思います。目玉焼きにソース派、醤油派、ケチャップ派など。人によって好みはまちまちでしょう。お寿司ならほぼほぼ醤油の一択でわさびのオプションで差がつくかどうかと言ったところでしょう。

ちなみにみなさん肉には何をつけて食べますか？甘だれが好きな人や、レモンだれ、味噌ダレが好きなどなどがあると思います。ちなみに僕は圧倒的に塩派なんです。

僕が見つけた法則、それは油分や脂質には塩が合う！（もしかしたら既に誰か見つけていたかも）一度考えてください。寿司に醤油というのはいわゆる脂質と塩分の組み合わせです。

ラーメンなんて油分と塩分の典型ですよね。天ぷらだって天だしつけるにせよ塩つけるにせよ脂質と塩分の組み合わせということになります。今寿司、天ぷら、ラーメンという日本人が大好きな食べ物を3つ列挙しましたがどれも塩分と脂質のくみあわせであることがわかっていただけると思います。

確かに肉をタレで食べるのも好きです。なんなら焼肉に行くと世話好きな人がタレを入れてくれるので僕もそれを利用したりもします。ですが、一番シンプルで素材を生かせるのは間違い無く塩であると確信してます。特に高級になればなるほど塩が合うはずです。

みなさんは肉をどう食べますか？

医師・医学生に問う。なぜ医者に？そして医師は儲かる？

今日は何の日？エジソンの誕生日、国試直後の日、建国記念日などなど感じ方は様々と思います。今日はその中でも国試直後という事で医師、医学生について書きたいと思います。

そもそもなぜ医師は医師になろうと思ったのでしょうか。格好いいから、親の後継のためや親の方針、ドラマに憧れた、周りの友達が医学部を目指すから、社会的地位と経済レベルが高いから。などなど様々でしょう。もっと尊い理由をお持ちな方もいると存じ上げます。

ちなみに医学生の皆さん！この質問めっちゃされません？？バイト先の面接や美容室や合コンなどで医学生を名乗るとなんで医師を目指したかをよく聞かれると思います。僕は格好いいから憧れたと答えます。でもやはりこの質問聞かれて嫌がる友人がほとんどです。聞かれて答えれるほど明確な理由がないし何度も聞かれて飽き飽きしてるから。

あと、何科になりたいんですか？ってほぼ100%聞かれます。これ聞かれて低学年の学生はめちゃめちゃ困ってます。低学年の回答の90%がまだ考え中、5%は親の後継、5%は明確な目標があると言った感じですね。高学年になって少しずつ考えだす、ほとんどが医者になってから決めるという感じです。入学前には心臓外科医になって多くの命を救うといったことを豪語してる友人も、入学後はマイナー科で稼ぐと言っていて変わり身の早さに僕も驚かされてます。

ここで非医学生&非医師の方に聞いて欲しいです。医学生を見たら将来君が医者になったら君に診て欲しいと言いましょう。僕はこれを言われて一番嬉しかったです。ありがちな質問が多い中、これは信頼されてるなと思うし自分に気があるんじゃないかと思います（異性の場合）。あと、僕の友人が言っていたのは外科医にむいてそうって言われたら嬉しかったそうです。確かに外科医は華型のポジションでカッコいいイメージだから外科医になりたいわけではないけど言われたら嬉しいなと思います。

さて、いろんな目標や過程を経て医師になるわけですがどのくらいのエネルギーがかかるのか。ここから少し現実味を帯びた話になってきます。

地域によりますが中学受験経験者で中高一貫校に通ったという経歴を持つ人が多くを占めます。もちろん小中高公立で部活もやって現役で国公立医学部に進学するスーパーマンを知ってますが、今回は多数派の中学受験組について取り上げます。小学校の頃から電車で大手の塾に夜遅くまで通いそして有名私立学校に入り医学部に入学する。その入学した中高でも部活や行事もこなしながら勉強も頑張る。そしてそれだけ勉強を頑張って医学部に入学してからも勉強を頑張る。手短に書きましたが、実はこれすごくお金と時間を使っているんです。まずはお金の話。中学受験の塾って結構高い。学年にもよるけど例えば高学年なら月7万くらい。そして私立中高って年間80万円くらいで6年間通う。公立小中高に行くのと比べると塾込みで500万〜1000万円くらい多く使ってるのかな。国公立なら6年で350万円くらい。私立の医学部なら6年間で2000万〜4000万円。医学部は特に下宿組も多いので+αの下宿代もある人もおおいですね。

次に、勉強時間。実は東大生や京大生の友人で多いのが、今までで一番勉強頑張ったの小学校の時の中学受験って人。なぜか多い。小さな体でやる遅くまで重い荷物を持ち電車に揺られる日々。今も思い出します。なるほど、小学校に通いながらもこんな生活してたのか。そら疲れるしインパクトに残る。もちろん実際頑張っていたのもある。そうして有名校に入りそこからも学校の勉強や大手予備校の勉強して学力をつけ何倍もの倍率を勝ち上がり医学部に入学。医学部進学後はもちろん時間があるときはあるし部活や遊びを楽しむこともできるが、テスト期間中は本当に死ぬ気で勉強している学生が多い。そういう6年間を過ごし医師国家試験を受ける。医師国家試験を合格し医師になる。ちなみに医師国家試験の合格率は約9割。これを高いと見るか低いと見るか。いや、低すぎるでしょ。これだけ受験や進級にふるいにかけられてきた集団を10%も落とすんですよ。なんなら受験のプロ集団の東大や京大の医学部の人間も落ちちゃうんですよ。正気の沙汰じゃない。なのに他の資格の合格率と比べて合格率が高いから簡単だのもっと合格率下げろとかいう外野。黙ってくれ。

ちなみに浪人や留年について触れるのを忘れていたがもちろんよくある。医学部入学するのに1浪や2浪はよくある、それ以上の人もいる。留年も今は約4人に1人くらいが留年してしまっている。留年と隣り合わせだから医学部入学後も勉強を頑張らないといけないというわけだ。

これだけお金や時間などのエネルギーをかけてやっと医師になるわけだ。医師は世間的には給料が良いと言われているがこれだけ多くのエネルギーをかけ医師になり、人の病気や怪我を治すという崇高な仕事をする。よく考えたら給料や社会的地位が高くて当然か。

しかし、むしろ釣り合っているのかと思う。医師になると医師なんだから残業して当たり前、給料もらいすぎ、ミスはないのにちょっとでも不満な結果なら訴訟。こんなニュースを見るたびに頭を抱える。医師も人間だし、精一杯頑張っている。仕事も数ある仕事の中の1つでしかない。医師に聖人君子を求めずもう少し優し目で見てほしい。

これからの時代医師はどういう働き方やポジションになるかわからないが、僕は将来誇りを持って医師という仕事をやりたいと思う。

最後になりましたが113回医師国家試験を受験された皆さん本当にお疲れ様でした。みなさんの活躍を期待しています。